Drupalに挑戦02「インストール」

開発環境

MacでXamppを使う。Xamppのインストールや設定は、Symfonyに挑戦02「開発環境をつくる」を参照。

Drupalをダウンロード

[1] まず、Drupal本家からDrupal6の最新ファイル(これを書いている時点での最新版は6.10)をダウンロードしてくる。
http://drupal.org/
青背景の白抜きで「Download Drupal 6.10」と書いてあるところ)

[2] 次に、日本語化ファイルを「Drupal日本語プロジェクト」からダウンロードしてくる。
ダウンロードページ↓
http://sourceforge.jp/projects/drupal-jp/releases/
(japanese-6.2-1.1.tar.gzをクリックしてダウンロード)

解凍してプロジェクトフォルダに移動

[1] ダウンロードしてきたdrupal-6.10.tarとjapanese.tarをそれぞれ解凍。
↓解凍して出来たフォルダ
drupal-6.10
japanese

[2] 次に、drupal-6.10フォルダのprofilesフォルダにjapaneseフォルダをぶち込む。
[3] japaneseフォルダをぶち込んだdrupal-6.10フォルダを「アプリケーション/xampp/htdocs」フォルダ内に移動。
[4] drupal-6.10からdrupalにフォルダ名を変更

アクセスしてみる

http://localhost/drupal/
Drupalのインストール画面が開いたら設置完了。

Internal Server Errorになってしまう場合は、XamppのApache設定ファイルを下記のように編集する。
[1] アプリケーション/xampp/etc/httpd.confをテキストエディタで開き、下記行のコメントアウト「#」を削除。

#Include /Applications/xampp/etc/extra/httpd-vhosts.conf
 ↓
Include /Applications/xampp/etc/extra/httpd-vhosts.conf

[2] アプリケーション/xampp/etc/extra/httpd-vhosts.confをテキストエディタで開き、一番下に以下をコピペして上書き保存。(すでにServerName localhostの設定がある場合は、下記4〜5行目のDirectoryの部分をコピペ)

<VirtualHost *:80>
    ServerName localhost
    DocumentRoot "/Applications/xampp/xamppfiles/htdocs"
  <Directory "/Applications/xampp/xamppfiles/htdocs">
    AllowOverride All
    Allow from All
  </Directory>
</VirtualHost>

Drupal専用のデータベースを作る

phpMyAdminというデータベースをブラウザから操作するアプリケーションを使うので、まずはphpMyAdminの設定をする。
[1] アプリケーション/xampp/xamppfiles/phpmyadmin/config.inc.phpテキストエディタで開く
(上記ファイルが無い場合は、同フォルダのconfig.sample.inc.phpをconfig.inc.phpにリネームして開く)
[2] 32行目辺りに下記を追加

$cfg['Servers'][$i]['user'] = 'root';
$cfg['Servers'][$i]['password'] = 'MySQLのパスワード';

MySQLのパスワードはXamppのセキュリティー設定の時に入力したパスワード
[3] http://localhost/phpmyadmin/にアクセス
[4] 右フレームの真ん中辺りにある「新規データベースを作成する」の入力欄に「drupal」と入力し、その下の「紹介順序」セレクトボックスから下の方の「utf8_general_ci」を選択して作成ボタンを押す。
[5] drupalという名前のデータベースの出来上がり。

Drupalのインストール

Drupalのセットアップアシスタントの指示に従って、インストールを開始。
[1] http://localhost/drupal/にアクセス。
[2] 日本語Drupalを選択して「Save and continue」を押す
[3] Japanese(日本語)を選択して「Select language」を押す
[4] イヤラシイ色の文字でエラーがいろいろ出る。
英語の部分の、
・Copy the ./sites/default/default.settings.php〜は、settings.phpファイルを用意してくれと言っている。
・Change file permissions so that it is writable〜は、settings.phpを書き込み可能にしてくれと言っている。
日本語の部分のエラー、
ディレクトリ sites/default/files は存在しません。〜は、sites/default/フォルダにfilesフォルダを作って書き込み可能にしてくれと言っている。
言われたとおりにする。
[5] アプリケーション/xampp/xamppfiles/htdocs/drupal/sites/default/default.settings.phpをコピーし、settings.phpにリネーム
[6] リネームしたsettings.phpを右クリックして「情報を見る」を選択。
[7] 情報ウインドウの一番右下の鍵マークをクリックして、自分のパスワードを入力。
[8] 「共有とアクセス権:」ボックス内のstaffとeveryoneが「読み出しのみ」となっている所を「読み書き」に変更し、情報ウインドウを閉じる。
[9] アプリケーション/xampp/xamppfiles/htdocs/drupal/sites/default/フォルダ内にfilesフォルダを作成。
[10] 作成したfilesフォルダを右クリックして「情報を見る」を選択。
[11] 上記7、8と同じように設定して情報ウインドウを閉じる。
[12] http://localhost/drupal/を再読込。エラーが無くなれば、「データベース設定」画面になる。
[13] 「データベース設定」画面で、下記の通り入力し、「保存して続行」ボタンを押す。

データベース名:drupal
データベースのユーザ名:root
データベースのパスワード:(MySQLのパスワード)

[14] サイトの設定画面が表示され、エラー表示。今度はさっき書き込み可能にしたsettings.phpを書き込み不可能にしてくれと言っているので、さっきと同じように情報ウインドウから、staffとeveryoneの所を「読み出しのみ」に変更。
[15] サイトの設定画面の入力フォームにいろいろ記入して、「保存して続行」ボタンを押す。

サイト名:本官
サイトのメールアドレス:(メールアドレス入力)
ユーザ名:kaneda
メールアドレス:(メールアドレス入力)
Password:(パスワード入力)
Confirm password:(パスワードをもう一回入力)
サーバの設定はいじる必要なし。

[16] インストール完了。